町の空気感、人や自然との距離感や時間について自分の気持ちに寄り添って“今“を感じてみる。
物件探しやお住み替えにおいて、何を良いと思うのか、何を嫌だなと思うのか、そして、何を感じた時にピンと来るのか。
気持ちではわかっているのだが、明確になっていないから判断できないことが多い。

そこには先入観、価値観、概念や執着が脳内で生まれてしまっている、さらには第三者の何かしらの要因によって、起こり得ることも多い。
その引き出し方や仕舞い方がわからず脳内で摩擦はしているが見過ごしていることが多いのではないか。
過去の自分の中にある固定された脳のストックがより良い導き方や決断をしてくれる場合もあります。
そのためには心に介入し、脳に介入し、住む地域に介入し、愛を共有すること。その部分を私と共にさらに共有、解放していきたい。

もともと生まれ持った性格は変えられないが、物の見方や価値観、優先順位は変えられる。
人間の持っている本来の本心を探究し、少しでも考え方や見方が変えれば、点でしか考えられなかったところを線や面、立体、空間、次元として捉えてもらい、直感や閃きに意識でき、気づきを感じることでしょう。
何かを「築いた人」より、何かを「気づいた人」の方が自分に愛着をさらに持つことができ、幸せである。

不動産においては、さまざま共有し合った仲介人と対話することで、環境、人、場の雰囲気、陽陰性、匂いや耳に入ってくる情報などの感覚的なところがしっかり見えてきます。それを言語化できるところはしていくことで見えてくる“今“という事象。
いつ、そして何に、どこに今までの人生と今を見たときの肌感が合うと感じるか。
そこに土地と人とを繋ぐ仲介の役目があります。