平家の隠れ里
土地 / 横須賀市子安 / 5,980万円

ヒラヤではなく、ヘイケ。
平家(ヘイケ)の隠れ里?
タイトルだけ聞くと、そんな気が漂うエリアであることは確か。
山頂部は湘南国際村やゴルフ場などの開発により、変形しているが、元々あった子安のエリアはまだ残っている。
朝霧に霞む大楠山の稜線を目線の先に。
関根川・関渡川のせせらぎに耳を澄ますと、遠い昔の記憶が蘇るような、そんな場所——
この里は、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の一族が、世を忍び暮らし始めたとされる伝承をもつ。
文献にその名を刻まれることは少ないが、山の稜線、石積みの畦道、ひっそりと祀られた祠には、確かに“物語の残り香=それは落人の理想郷”がある。
落人の理想郷
何がたまらないって、現実を無視したこの理想郷の感じ、わかりますでしょうか。
怖がれば怖がるだけ、ワクワクが増えるのは、変な癖になってしまったのかもしれません
。
南側に斜面を持ち、稜線を遠くに拝み、平家が平屋に佇む。
こういうのを求めているんじゃないでしょうか。
この環境を享受しながら、そんなことをしたいんじゃないでしょうか。
忘れていた心の安らぎ、日本の原風景の一端。
山裾を縫うように流れる関根川・関渡川は、
田畑を潤し、時に山の恵みと共に里に豊かさをもたらす。
春には桜、夏にはホタル、秋には黄金の稲穂、そして冬は凛とした静寂が広がります。
もう少し、今より現実離れしたって、死にはしない。
現実の方が死が近い。





隠れ里感ある敷地
敷地は274坪(908平米)。
単位がよくわからなくなる大きさなのですが、
1坪2畳とすると、548畳。
ますますわからない。
わからなくさせるのが、隠れ里なのか。
隣との境界も、草木が生え変わっている位置が境界である。
そんな生き方。
そんな暮らし方。
どうにかなる。
45坪で探してますとか、30坪で建てたいですとか、
一旦考えを捨ててみても良いのかもしれません。
現実を見てる間に、理想は遠のく。
理想を見ると、理想は近づく。







建築的視点
現況の建っている建物の再建築について
当該地で横須賀市開発審査会提案基準②「建築物の建替え等」の基準の範囲内で の専用住宅の建替えが可能、また第三者が土地利用することも可能であるとの回答です。
従前の建築物の延べ面積(※73.19㎡)の1.5倍を超えない計画であれば都市計画法施行規則第60条証明での取扱い、1.5倍を超える計画であれば同法第43条に基づく建築許可、「形」の変更が生じる場合は同法第29条に基づく開発許可での取扱いとなるとのことです。
上記をもとに、建築の計画をしてみるのもありですね。
現地にてご説明いたします。
物件詳細
- 物件種別
- 土地
- 所在
- 横須賀市子安
- 交通
- JR横須賀線「逗子」駅 バス24分 「久留和」バス停 徒歩19分
- 土地面積
- 908.08m2
- 土地面積(坪)
- 274.69坪
- 建ぺい率
- 40%
- 容積率
- 80%
- 建物面積
- 73.19m2
- 間取り
- 不明
- 土地権利
- 所有権
- 地目
- 宅地
- 建物構造
- 木造
- 築年月
- 1964年(昭和39年)10月
- 施設
- 公営水道, 個別浄化槽, 個別LPG
- 用途地域
- 市街化調整区域
- 都市計画・
法令制限 - 景観法, 宅地造成工事規制区域, 土砂災害警戒区域, 接道と段差有, 敷地内段差有, 不整形地
- 取引態様
- 仲介(一般媒介)
- 引渡日
- 相談
- 情報登録日
- 2025/06/26
- 駐車場
- カースペース
- 現況
- 空家